【超初心者向け】NFTとは? わかりやすく解説します!

カインカイン

副業大好きエンジニアのカインです。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回は、最近よく聞く「NFT」について解説します。

 

Twitter創業者の1人のジャック・ドーシー氏の世界初のツイートが3億円超で落札されたり、

VRアーティストのせきぐちあいみさんの作品が1300万円以上で落札されたりと、大きな話題になっています。

https://twitter.com/sekiguchiaimi/status/1374762689180803079

 

これらも「NFT」を活用したものです。

 

NFTを売買する際に、暗号資産の購入が必要になります。

暗号資産の国内取引口座は、モッピーを経由して作成すると非常にお得です。

モッピーについて詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。

NFTとは?

NFTは「Non-Fungible Token」の略です。

日本語では「非代替性トークン」と呼ばれています。

 

トークンというと暗号資産を連想しますが、

ビットコインなどは「FT:Fungible Token」(代替性トークン)と呼ばれます。

 

上の図のように、

AさんとBさんがそれぞれ持っているビットコインの数量に違いはありますが、

ビットコインそのものを区別することができません。

 

これが「代替性」です。

 

一方で、例えば著者などのサインが入った本は、内容は同じでも他の本と価値が変わります。

 

これが「非代替性」です。

 

お札や硬貨は、ビットコインと同じように代替性ではありますが、

ゾロ目の記番号や製造年によっては、希少価値が生まれ非代替性も持つようになります。

 

NFTは、デジタルデータにブロックチェーン上の識別子(トークン)を付与することで、

そのデジタルデータと所有者の紐付けをするものです。

 

普通、デジタルデータはいくらでも複製が可能で、

オリジナルデータと複製データを区別することができません。

 

そのため、オリジナルデータの所有権をこれまでは主張することができませんでした。

 

しかし、オリジナルデータをNFT化すると、

そのオリジナルデータと持ち主を紐づけることが可能になります。

 

なので、データを複製されてもオリジナルデータの所有者が瞬時にわかります。

 

NFTが活用されている分野

NFTは下記の分野で活用されています。

  • 芸術
  • ゲーム

NFTの活用事例その1:芸術

絵画や彫刻などの実体がある芸術作品は明確に所有権が判ります。

 

それに対し、PC等で作成されたイラストなどのデジタルアートは容易に複製できるので、

所有権がわかりにくいものでした。

 

しかし、NFTが登場したことでデジタルアートの所有権を主張できるようになりました。

そのため、デジタルデータにも「希少価値」を持たせることができます。

 

その結果、実体のある美術品と同じように、デジタルアートも高値で取引されるようになりました。

最初の方でお話ししたせきぐちあいみさんの作品もその1つです。

 

NFTの活用事例その2:ゲーム

ゲーム内のアイテムや土地をNFT化することで、プレイヤー同士で売買することができます。

 

フィリピンを中心に流行している「Axie Infinity」というNFT対応ゲームでは、

儲けたプレイヤーが「現実世界に家を建てた」という噂もあります。

 

NFT対応ゲームには下記のタイトルがあります。

  • CryptoKitties:猫を育成するゲーム
  • The Sandbox:マインクラフトに似たシミュレーションゲーム
  • My Crypto Heroes:日本製RPG
  • マイクリプトサーガ:My Crypto Heroesの制作陣の2作目
  • Axie Infinity:育成ゲーム
  • Sorare:サッカーゲーム
  • 駅メモ! Our Rails
  • Big Time:MMOアクションRPG
  • CryptoZoon:対戦型ゲーム
  • BiDragon:ダンジョン攻略型のバトルゲーム
  • DREAM CARD:カードゲーム
  • SplinterLands:シミュレーションタイプのカードゲーム
  • DeFiKingdom:おそらくRPG? 現時点ではキャラクターの売買とファーミングのみ可能

 

また、異なるゲーム間でアイテムを移動可能になります。

例えるなら、ドラクエの「ロトの剣」をファイナルファンタジーで使用する、といったイメージです。

 

ただ、ゲーム間のアイテム移動の実現にはまだ時間がかかりそうです。

 

NFTが持つ3つの性質

NFTには下記の3つの性質があります。

  • 相互運用性
  • 取引可能性
  • プログラマビリティ

相互運用性

「様々なウォレットや取引所で取引できる」という性質です。

 

例えば、ビットコインはGMOコインなどの複数の取引所で取引できます。

それと同じように、NFTも複数の取引所で取引できます。

 

取引可能性

ビットコインなどの暗号資産と同じように、NFTも所有者を移転できる性質です。

 

プログラマビリティ

NFTに様々な「機能」を持たせることができるという性質です。

最もメジャーなのは「転売時に購入代金の一部を作者に支払う」というものです。

 

実物の絵画などは、所有権を失った後は、その作品が何回転売されようとも作者には一円も入りません。

 

しかし、NFTの場合には、転売される度に作者に購入額の数%を支払うようにNFTにプログラムすることができます。

 

何回も引用させていただいているせきぐちあいみさんの1300万円の作品も、

転売される度に購入額の10%がせきぐちあいみさんに入るようになっているとのことです。

 

つまり、転売されればされるほど作者が儲けることができるということです。

 

NFTの懸念点

NFTには下記の懸念点があります。

  • 複製できないわけではない。
  • 著作権を守るわけではない。

複製できないわけではない

NFTは所有者と紐づけるだけであって、複製は可能です。

なので、違法アップロードなどを防止できるわけではありません。

 

著作権を守るわけではない

自分が著作権を持っていなくても、NFTを作成して販売することができてしまいます。

下記のツイートでわかりやすくまとめられているのでご紹介します。

https://twitter.com/YuzoKano/status/1373077116011442177

 

NFTでの稼ぎ方

NFTで稼ぐには下記の方法があります。

  • NFTを自分で作成して販売
  • すでに販売されているNFTを売買
  • NFT対応ゲームで獲得したアイテムを売却
  • NFT関連の暗号資産を売買

NFTを自分で作成して販売

デジタルアートなどの作品を自分で作成し、販売するというやり方です。

 

作品を作成するための機材購入費用などを除けば、出品にお金はかかりません。

作品作りが得意な方にはおすすめの方法です。

 

「自分で作品づくりするのは苦手」という方は、外注するのも良いです。

 

販売するためのプラットフォームとしては、後述の「OpenSea」などがあります。

決済通貨は主にイーサリアムとなっています。

 

すでに販売されているNFTを売買

株式を証券会社で売買して売却益を稼ぐように、

NFTを売買して売却益を得るやり方です。

 

購入に要した金額以上の価格で売却できるとは限らないので、注意が必要です。

 

NFT対応ゲームで獲得したアイテムを売却

先ほどご紹介したNFT対応ゲームをプレイして、獲得したアイテムを売却して稼ぐやり方です。

 

NFT関連の暗号資産を売買

NFT関連の暗号資産には、下記のものがあります。

NFT市場がこれからも成長すると考えるなら、これらの暗号資産を購入しておけば市場の成長とともに価格が上がる可能性があります。

  • Enjin Coin
  • Chiliz
  • Flow

NFTの売買方法

NFTを売買できるプラットフォームとしては下記のものがあります。

  • OpenSea
  • Adam byGMO

OpenSea

一番メジャーなNFTのプラットフォームです。

日本語対応はしていませんが、世界中から注目されているのでおすすめです。

 

Adam byGMO

「GMOコイン」などを運営するGMOのサービスです。

OpenSeaは全て英語のためとっつきにくいですが、

Adam byGMOは日本人ユーザーに優しい作りとなっています。

まとめ

今回はNFTの基本について解説しました。

 

NFTとは非代替性トークンのことで、デジタルデータに所有権を紐づけることができます。

なので、デジタルデータに希少価値が付加され、値上がり益を狙うことが可能になりました。

 

NFTは主に芸術やゲームの分野で活用されています。

 

ただし、NFTは所有権の紐付けをするだけなので、

海賊版の流出を防止したり、著作権が保護されたりするわけではありません。

 

自分が作成したNFTには独自のプログラムを追加することができるので、

「転売額の10%を自分に振り込む」などとすることができます。

 

NFTで稼ぐ方法としては、下記のものがあります。

  • NFTを自分で作成して販売
  • すでに販売されているNFTを売買
  • NFT対応ゲームで獲得したアイテムを売却
  • NFT関連の暗号資産を売買

 

NFTの売買には、暗号資産の購入が必要不可欠です。

暗号資産の国内取引口座は、モッピーを経由して作成すると非常にお得です。

モッピーについて詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。

本記事では個別銘柄も紹介しましたが、投資は自己責任でお願いいたします。

カインのおすすめ

私カインが実際に使用して良いと思ったものをご紹介しています。

私カインの体験談も記載していますので、ぜひご覧ください。

→カインのおすすめ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

副業大好きエンジニアのカインでした。